秋田県が誇るブランドにんにく「あきたしらかみにんにく®」。
青森と秋田の県境に近い北秋田市・大館市の自然豊かな環境で育てるにんにくは、
糖度分析において38.9度という果実を超える甘味を含んでおります。
降雪量、降雨量、気温、気候といった様々な条件が揃った土地で栽培する事で、
最高級の品質を持った逸品が生まれるのです。
減農薬や徹底した防虫対策を心掛け、生産者さんの想いがこもったその美味しさは、
きっと皆様の舌と心に響く事でしょう。
あきたしらかみにんにく®とは、北秋田市の株式会社しらかみファーマーズさんが開発したブランドにんにくの事。
品種は「白玉王」で「福地ホワイト」選抜系から更に厳選した種球を用いており、品種選抜によって病気に強く大玉に育つのが特徴です。まるで果実を思わせる豊かな甘味と香り高さは、最高級と呼ぶに相応しい品質を誇ります。
美味しいニンニクは土づくりから。“土力品質”のあきたしらかみにんにく®が育つほ場は天然の緑色凝灰岩を粉砕した、多孔質構造を持つ十和田石をしっかりと使用した、ミネラルたっぷりで有用微生物も豊富な元気な土で作ります。また、北秋田市・大館市のにんにくほ場では徹底した線虫対策により現在も土壌消毒を実施しておりません。今後も元気な土づくりと種球の徹底管理により、できるだけ農薬の使用を減らし環境負荷が少ないにんにく生産を進めて行くこととしております。
十和田石は1000万年前の海底で火山が噴火し、その火山灰が海底で堆積凝固した物です。
世界で唯一、秋田県大館市比内町の薬師森(山)でのみ埋蔵が確認されております。
十和田石はケイ酸を骨格とする多孔質構造を持つケイ酸塩鉱物に属し、二価鉄を多く含むので濃い緑色が特徴。
根酸や土壌微生物などにより溶解されケイ酸イオンや二価鉄を溶出します。
ケイ酸イオンは葉や茎に蓄積され細胞を強化し、病害体制の向上が期待でき、
二価鉄イオンは葉緑素合成に関与するため光合成効率の向上が期待できます。
また、マグネシウム、カルシウムなどの必須元素も供給します。
(ケイ酸、二価鉄、マグネシウムは根張り・根の若返り効果などを助長します。)
多孔質構造、PH弱アルカリ表面、ミネラル供給などで土壌微生物を活性化します。
にんにくの栽培において特に厄介なのが「線虫(線形動物の総称)」の被害です。従来ならば農薬を使用した土壌消毒を必要としますが、あきたしらかみにんにく®を生産する土壌では線虫が寄生していない種球を用いる事で、できるだけ農薬の量を減らし環境負荷の少ないにんにくづくりを行っております。
あきたしらかみにんにく®は、北秋田市と大舘市近辺の農家さんが手づくりで栽培する安心の国産品。現在は4つの生産者さんが生産に携わっており、日々にんにくと向き合って高品質なものを生み出せる様に努めております。まごころ伝わるこだわりの逸品は、きっと驚く様な違いを感じていただけるはずです。
あきたしらかみにんにく®が持つ最大の魅力、それは圧倒的な“糖度の高さ”です。一般的なにんにくの糖度は平均32~35度と言われていますが、あきたしらかみにんにく®はそれを凌駕する38.9度という、果実よりも甘いとされる分析結果が出ております。それを生み出すにはやはり「環境」が最も大切なもの。気候、気温、降雪量など、様々な土地の要素がにんにくづくりに最適であり、日本国内でも同じ様な環境はなかなか見つかりません。北秋田の自然が育む恵みをどうぞ感じていただければ幸いです。
“秋田が生む美味しさを皆様にお届けしたい。”そんな想いを胸に、我々は秋田産にんにくの認知度向上を目指しております。「あきたしらかみにんにく®」は株式会社しらかみファーマーズさんが商標を取得しておりますが、秋田県のにんにく特産化・産地ブランドの認知向上を目指す取り組みから、秋田県内のにんにく生産者さんには広く利用を許可しており、現在は4つの農家さんが栽培中。その条件は「指定した種球を使用する」という事です。今後は栽培条件や品質規格を定めて、更に高品質なにんにくの栽培・出荷体制の確立を目指しております。
「株式会社元氣屋」は、秋田県と協力し、あきたしらかみにんにく®を全国でも有数のブランドにするプロジェクトに積極的に取り組んでおります。弊社で取り扱っているあきたしらかみにんにく®を用いた加工品におきましても、定期的に菌数検査を実施し、常に安心していただける商品づくりを行う事が信条です。特殊な塩素分解水で殺菌する為、保存料は不使用。高品質な商品をお探しの業者様は、ぜひ気軽にご相談ください。